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オーパーツとデニケン
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オーパーツ=古代に飛来した宇宙人の痕跡
という、よくあるアレ

いわゆる“宇宙考古学”とかいう説を広めたことで有名なエーリッヒ・フォン デニケン(Erich von D¨aniken)というスイスのSF作家について。

まず最初に、
私はデニケンのことを作家とは思っていない。

私は彼のことを
手段を選ばないビジネスマンだと思っている。

この人は、本物の作家なら恥ずかしくて出来ないようなことを平気でする。
はっきり言って、プライドのカケラもない知能犯である。
デニケンが自信満々で提唱する
『地球の古代文明に宇宙人が関係している』という説自体、もともとある他人の説を丸ごとパクったものだ。

“遺跡から発掘してきた土器”の写真の捏造にまで勢を出す商売に対する情熱には、まったく頭が下がる。

ちなみに捏造したのは、
“UFOが描かれた古代の土器”・・・。

いくらなんでも、それはどうなん?
と、突っ込まずにはいられないベタベタのセンスにはガッカリである。

私は、このデニケンの幼稚なセンスの裏側に
「売れないSF作家の哀愁」を見た気がした。
さすが「○○のひとつおぼえ」みたいに同じネタにしがみついて20冊以上も書いた売文家ある。

発想力乏しすぎ。

彼の「売れないSF作家〜SF捏造作家への転身人生」自体に「文学」を感じるのは私だけではないだろう。

この「土器の捏造」を暴かれた時のデキケンの反論も見逃せない。
ある意味名言である。

「証拠を見せないと信じない人間がいるのだから偽造は正当化されるのだ」

疑り深い愚かな人間を真実に導く〔神〕にでもなったつもりでしょうか。
(日本にも別の意味で“神の手”と呼ばれた人がいましたっけ)
まったく「な〜に言ってんだこいつ?」的、ハラホロヒレハレな反論である。
本の世界を真実だと思い込ませるために歴史を捏造する人間は、もう作家ではない。立派な詐欺師だ。

良心の呵責など微塵もない面の皮の厚さや
欺瞞だらけの思考に彼の幼児性が透けて見える気がする。

デニケンの悪質さについては、
「古代人の能力や文明を頭からバカにしている」
という点がよく取り上げられているが、
私はこの人間のもっとも悪質な部分は
「そもそも人間自体をナメている」
ところにあると思う。
彼の中では人をナメることなど、商売として、とっくに正当化されているだろう。

ひねくれ者の私は、それらのナメた説を笑うことに楽しみを見い出した。

珍説は奇想天外であればあるほど面白いものだが、
商売人にひっかけられるのは全然面白くないからだ。

作家としてはお粗末なデニケンだが、金の亡者ともいえる情熱を商売に傾けた結果、現在はホテルを経営するまでになっている。
さすがは、私が見込んだ“ビジネスマン”である。
目的を達成した後は、新しい物語を書こうともしない。
つまり、作家ではない。
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【珍説派と定説派】を考えて書かれた面白いコラムがあります。
読んでみて下さい。

 知的好奇心探求倶楽部 「超科学や超文明に関する諸々」

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 偽物科学の常套手段
[2005/08/11 08:52] | オーパーツ | トラックバック(0) | コメント(2)
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オーパーツ・珍説と定説の狭間で
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謎の現象や遺跡には色んな“説”が唱えられるものだが、中には単なる思いつき・言いがかり等で暴走しまくった“説”も多く存在する。

しかし、いわゆる定説を知らないまま、珍説だけを読んで、
「へぇ〜、そうなんだ〜!」と思い込み、
“珍説が定説化してしまう人”がたまにいる。

実は私自身、その代表選手のような人だった。

「定説がどうとか、事実がどうとか、そんな無粋なことを持ち出すのは、頭の固い連中、『ロマン』の分からん連中だ。」と思っていた。
私にとって一番重要なのは、「面白いかどうか」だった。
「現実逃避できる材料の一つ」として珍説に惹かれ、珍情報を求めた。

ところが、「面白いからもっとよく知りたい」と、情報を求めているうちに、
だんだんと「面白くない」事実が浮かび上がってきた。

インチキが多過ぎるのだ。
これには心底ガッカリした。

とりわけインチキの質の低さに、
「こんなん信じてた私ってアホやん」と、情けない思いがした。
そんな思いがそれ自体への嫌悪感に繋がり、「全部ニセモノ」と決めつける
完全否定派に転身してしまう人もいると思う。

しかし私の場合は、「面白いかどうか」の基準が変わっただけだった。

「本物探し」「インチキ探し」もまた面白いのではないかと思ったのだ。

とくに、オーパーツには、「私、こんなん信じてましてん。」と、自虐的に笑える珍説が多くて、突っ込みどころ満載で楽しめるのだ。

ちなみに、オーパーツについては、全部インチキだとは思っていない。
「不思議なものは確かにある」と思っている。

そんなこともあって、一つ一つをしつこく探る試みのもとに
オーパーツ100連発リストを更新している。

が、これは、宇宙人と結論づけて不思議がるというのとは違う。
ぶっちゃけ、私には宇宙人説は意外でもなんでもない、一番退屈な昔話だ。
「宇宙人でした〜!ほな、さいなら〜!」チャンチャン
・・・みたいな、古い漫才のオチが聞こえてきそうなほど退屈だ。

何でも宇宙人と結論づけるのは、私にとっては思考停止と同じなのだ。
それそこ「デウス・エクス・マキナ」的オチだと思っている。

※デウス・エクス・マキナ = フィクション中で「機械仕掛けの神」メカ類の呼称としても用いられる、古代ギリシャ演劇の脚本で使われた手法で、劇の内容が錯綜してもつれた糸のように解決困難な局面に陥った時、いきなり絶対的な力を持つ神が現れ、混乱した状況に解決を下して物語を収束させるという手法。現代では卑怯・陳腐な手法の代名詞として用いられる言葉。
例: 「宮崎駿の映画って、最後はいつもデウス・エクス・マキナだね。」


つまり、「面白くない」


「神様のおかげ」というのと、なんら変わるところがない。
どうせならUFOなんてありきたりな意見じゃなくて、別の人類がいたとか、それ以外の可能性をもっと探った説があってもいいんじゃないかと思う。

世の中、UFO信奉者ばかりではないのだ。
というか、UFO説には少々飽きがきている。
ちなみに、私は地球外生命体の存在は信じたいが、UFOが地球に来ているという説には大いに疑問がある。それに疑問を持つのもまた楽しんでいる。

しかし言うまでもなく、
本当に宇宙人だと判明される事実が出てきたら「面白い」と思う。ただ現時点では、よく調べると「面白くない」事実がザクザク出てくるエセ情報の方が圧倒的に多いということです。

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【珍説派と定説派】を考えて書かれた面白いコラムがあります。
読んでみて下さい。

 知的好奇心探求倶楽部 「超科学や超文明に関する諸々」

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 偽物科学の常套手段
[2005/08/10 23:52] | オーパーツ | トラックバック(0) | コメント(3)
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