左利きの天才性とは
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左利きには天才が多いという。

有名どころでは、レオナルド・ダ・ヴィンチピカソポール・マッカトニーアインシュタイン、そしてモーツァルトも左利きだった。

このように天才が多いのは、「左利きの人が右脳をよく使っているからだ」と、よく言われるが、本当のところどうなんだろう?

左半身のコントロールは右脳を使って行われるため、「左利きの人は、右利きの人にくらべて右脳をよく使う」というのはたしかだが、右脳特有の創造性は、どの程度現れているのだろう?

ある統計では、想像力直観力が要求される画家や建築家などには、左利きの人が多いということが分かっているらしい。

また職業によっては、左利の割合が7対3にまで増えるものもあるという。
そう考えると、左利きと右脳的脳力は何か関係がありそうな気がしてくる。が、スポーツの分野を除く、全分野の天才や偉人と呼ばれる人物を挙げていくと、その割合は9対1に下がってしまうらしい。

そもそも、なぜ世の中に右利きの人のほうが多いだろう?
これについては、左脳が言語を処理するからという説が有力とされている。(右半身のコントロールは左脳を使う)同じ左脳で言語を処理して書く方が都合がいいらしいのだ。

この利き手は、親からの遺伝的要素で決定されることもあるという。
子供が左利きになる確率は、両親ともに左利きの場合が50%、片方の親だけの場合だと17%になり、両親とも右利きだと6%程度だという。

ちなみに、私はこの6%の一人である。

しかし「人前に出る時に恥ずかしいから」という理由で、お箸とペンを持つ手を右に矯正された。矯正。これは絶対にしない方がいい。私もドモリがでた時期があった。百害あって一利なしである。
言語を頭の中で整理する段階で、通常よりも余分に時間がかかるため、言葉に弊害が出るいう説があるのだが、これ納得である。
無理やり矯正された結果、言葉がうまく出なくなり、コンプレックスになって残ってしまう子もいるという。矯正は親のエゴでしかない。子供にはいい迷惑だ。

私はお箸とペン以外、自分から積極的に直そうとはしなかった。
これ以上は矯正不可能と見たのか、両親も諦めたようだった。
おかげで、ハサミも針も包丁もラケットも・・・他のものは、今でも全部左のままである。

ところで、何年か前に「万物創世記」という番組で「左利き」について放送した時、「左利きの人と右利きの人では、同じ音を聴いていても、聴こえている音が違うことがある」というのを初めて知って驚いたことがある。

駅で「アナウンスの声」と「ベルの音」が同時に流れている時、右利きの人はは「アナウンスの声」左利きの人は「ベルの音」がより鮮明に聞こえているという説明だっだ。

「あれは、これだったのか!」 一人納得した。

これは、たとえば、ボーカルの入っている曲を聞く時に、バックの演奏の方がより鮮明に聴こえているのだと考えてもらうと分かりやすいと思う。とくに車の中など、狭い空間では、たとえ大音量でなくても、音楽をかけられた途端に相手の声がつぶやきぐらいにしか聞こえなくなることがよくあった。人の声が急に聞こえにくくなるのだ。

これを私は、「耳が悪いのかもしれない・・・」と、思っていた。

左利きにも色んなタイプがあると思うので、多分、私の場合は、これが顕著に出た例なのだろう。

人が聞こえない音を聞き取って気味悪がられるほど、物音に対して敏感なのに、雑音のする場所で人に呼ばれても聞こえないことがよくあった。
おかげで「呼んでるのになんで返事しないの!」、「普通より耳が悪い」と、よく親に怒られていた。
・・・考えてみるとひどい話である。

ところで、「天才が多い」と言われる左利きの天才性について、当の左利きの私は、まったく別の見解を持っている。

自分も含め、左利きには
「異常な凝り性」か「○○バカ」が多いだけなのではないかと思う。

たまたま「努力」を認めてもらえる分野で活躍した人が「天才」として名を残しているから「天才が多い」ということになっているが、
実は、この天才性というのは狂気と紙一重の代物だったのではないだろうか。

この顔ぶれをよく見てほしい。
モーツァルトを筆頭に、一歩間違えば「キチ○イ」と言われてもおかしくない人ばっかりである。(笑)
たしかに発想力や想像力がズバ抜けていた彼らだが、彼らを天才たらしめたのは、その発想やイマジネーションを現実にするために、彼らが費やした超人的な「根気」とか「仕事量」だったはずである。

「天才だから」でも「努力家だから」でもなく「○○バカだから」とか「狂人だから」とか呼んだ方がしっくりくるような無邪気な情熱がそこにはある、と私は思う。
そう考えると、左利きかどうかよりも「○○キチ○イ」であるかどうかの方が重要な気がする。「天才」と呼ばれる偉業を成し遂げる人物は、普通の人よりもそれが「好き」だったはずだ。

ちなみに、いかに左利きでも「文豪として名を残した天才はいない」そうで、ほとんどが音楽家や発明家、画家などで名を残している。
やっぱり左脳が弱いようだ。文章を書くのには向かないらしい。そう考えると、私もHPで文章書く人としては不適格なのかもしれない。妙に納得してしまった。

つい最近のニュースでこんなのもあった。

野生チンパンジー、左利きが多数派

・・・野生のサルに近いだけかもしれない。(T_T)
[2005/08/24 17:10] | 気ままな日誌 | トラックバック(0) | コメント(3)
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コメント
アナウンス
私も左利きなのですが、電車のアナウンスは聞き取りにくいですね。
乗り換えが分らないので不便でしょうがないです。
[2007/05/27 15:52] URL | バジル [ 編集] | TOP ▲
通りすがり
通りすがりの6%の者です
ネットワークエンジニアなる仕事に従事していますが、空間把握力が要求されるので向いていればいいなぁ

ネットワークエンジニアとは
http://www.infraexpert.com/info/network3.htm

ギターと歌をやっていて、ポール・マッカートニーやカート・コバーンは気になります
[2008/03/23 22:18] URL | Phy [ 編集] | TOP ▲
自分も音楽がかかっている車の中で
人の話し声が聞き取れません・・・
皆平然と話しているんですけどね…
[2008/05/17 07:10] URL | 6%の左利き [ 編集] | TOP ▲
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